2023年7月17日
キヤノン(東京都大田区)は7月12日、可視光を通さず反射もしないことから、リサイクル工程で選別する際に判別が難しいとされていた黒色プラスチック片について、高精度に選別できる「トラッキング型ラマン分光技術」を開発したと発表した。同選別法を導入したプラスチック選別装置は2024年上期に発売予定。
同社は、レーザー光をプラスチック片に照射し、物質の分子情報を取得する「ラマン分光法」とキヤノンの計測・制御機器を組み合せ、黒色も含めたプラスチック片を高速かつ高精度に同時選別する「トラッキング型ラマン分光技術」を開発した。
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2023年7月16日
INPEX(東京都港区)は7月12日、新潟県柏崎市で推進する「ブルー水素・アンモニア製造・利用一貫実証試験」プロジェクトにおいて、地上プラント設備の建設工事を開始したと発表した。
年間700トン規模の水素製造設備やCO2の地下圧入設備など
同実証試験は、国産の天然ガスを用いたブルー水素・アンモニアの製造、国内枯渇ガス田でのCO2回収・利用・貯留(CCUS)、さらに発電による利用までを一貫して実証する日本初のプロジェクトだ。
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