2023年7月25日
西日本鉄道(西鉄/福岡県福岡市)と自然電力(同)は7月19日、両社の合弁会社である西鉄自然電力(同)を通じて、系統用蓄電池事業に参入すると発表した。第1弾の取り組みとして、定格容量4.659MWh、出力1.92MWの系統用蓄電池を西鉄グループの施設2カ所(西鉄早見車庫、西鉄運輸筑豊支店)に設置し、運用ノウハウの蓄積を図る。2024年5月に運用を開始予定。
電力市場にて調整力を提供する事業を開始
蓄電池には伊藤忠商事(東京都港区)が開発する電気自動車(EV)向け高密度バッテリーを活用した蓄電システム「Bluestorage」を採用し、蓄電池のリースサービスを提供するIBeeT(同・千代田区)から西鉄自然電力がリースを受けて運用する。
記事内容へ
2023年7月24日
サントリーホールディングス(大阪市北区)は7月19日、サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場(長野県大町市)が、英国規格協会(BSI)によるPAS2060(Publicly Available Specification 2060)の検証を終え、カーボンニュートラルな工場としての保証を受けたと発表した。国内の食品工場で初の取得であり、長野県では初の事例。
同工場は、2021年に「サントリー天然水」の新たな生産拠点、そしてブランド体験型施設として稼働した。太陽光発電設備やバイオマス燃料を用いたボイラーの導入、再生可能エネルギー由来の電力の調達などを活用した、同社グループ国内初のCO2排出量ゼロ工場だ。
記事内容へ