2023年8月19日
脱炭素先行地域の第2回目の選考に、2度目のチャレンジで選定された滋賀県湖南市。「さりげない支えあいのまちづくりオール湖南で取り組む脱炭素化プロジェクト」を展開する。福祉のまちという地域特性を活かしたプロジェクトの概要と、第1回時の経験を踏まえて、同市が改善したポイントを聞いた。
福祉のまちの脱炭素プロジェクト
早くから事業性を有する市民共同発電所を稼働させ、市民・事業者・行政が連携し、自然エネルギーを利活用した取り組みを進めてきた湖南市。2012年9月には、全国初のエネルギー条例となった「湖南市地域自然エネルギー基本条例」を制定。2015年には、自然エネルギーを地域内で流通させることを主目的とした「湖南市地域自然エネルギー地域活性化戦略プラン」を策定し、2016年には同プランの担い手として、官民連携による新電力「こなんウルトラパワー」を設立、自治体新電力事業を全国に先駆けて実施してきた。
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2023年8月18日
東急建設(東京都渋谷区)と帝人(大阪府大阪市)は8月9日、渋谷で水素燃料電池発電機の有効性と有用性に関する検証を実施し、その結果を発表した。
グリーン水素を活用、CO2排出量約6kg削減
検証は、東急建設が参画する渋谷駅周辺開発プロジェクトの「渋谷駅西口地下タクシープール車路整備工事」現場で行われ、主に以下の内容について検証した。
CO2排出量、年間約1トン以上削減
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