2023年1月29日
UPDATER(東京都世田谷区)は1月25日、再生可能エネルギー発電所の開発や電力小売などを展開する「みんな電力」において非FIT電力の調達を強化すると発表した。これまで主に特高・高圧発電所を対象としてきた非FIT太陽光電力の買い取りについて、買い取りの対象を低圧発電所(10kW以上50kW未満)まで拡大する。2025年に非FIT電源(FIP含む)の取り扱い量70万kWを目指す。
買取対象となるのは、固定価格買取制度(FIT制度)を活用していない非FIT・全量売電の太陽光発電。今後建設する発電所や、他の電力会社に売電中の発電所も対象。「顔の見える発電所」として発電事業者の顔やストーリーが同社のWebサイト等に掲載されると、kWh当たりの買い取り単価に加え「応援金」と「約定プレミアム」を受け取れる。
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2023年1月28日
出光興産(東京都千代田区)、北海道電力(北海道札幌市)、石油資源開発(JAPEX/東京都千代田区)は1月26日、北海道・苫小牧エリアにおいて、3社の事業拠点や強みを生かし、発電所や工場から排出されるCO2を回収して有効活用・貯留するCCUS事業の実現に向けた共同検討を開始すると発表した。
この共同検討では、苫小牧エリアの複数の地点をつなぐ「ハブ&クラスター型CCUS事業」を2030年度までに立ち上げることを視野に入れる。ハブ&クラスター型CCUS事業は、1つの排出源からCO2を回収・貯留する(CCS事業)だけでなく、地域にある多くの排出源をカバーし、そのCO2を有効活用することで、社会としての排出をより多く縮減する事業をいう。
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