2023年2月1日
三井不動産(東京都中央区)は1月27日、広島国際空港(広島県三原市)とPPA契約(電力売買契約)を締結し、広島空港の駐車場に2.6MWの大規模カーポート型太陽光発電設備を設置・所有・運用すると発表した。運用開始は11月を予定。国内空港では最大級の発電容量となる。
年間発電量は2,700MWhで、発電した電力は広島空港ターミナルビルに供給し全量自家消費する。この取り組みによるCO2削減量は年間1,450トン(約19%削減)を見込んでいる。
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2023年1月31日
伊藤忠商事(東京都港区)、三菱重工業(同・千代田区)、INPEX(同・港区)、大成建設(同・新宿区)の4社は1月26日、日本国内において船舶輸送を利用した大規模広域CCSバリューチェーン事業(CO2分離・回収・輸送・貯留)の実施可能性を検討するため、共同スタディを実施すると発表した。
素材産業などの電化・水素化などの取り組みだけでは脱炭素化の達成が困難と想定される産業(Hard-to-Abate産業)等から排出される、CO2の分離回収・出荷・船舶輸送・貯留に関する共同事業化に向けたスタディを進めるとともに、国内のCO2貯留候補地の選定作業も進める。
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