2023年8月31日
京セラドキュメントソリューションズ(大阪府大阪市)は8月28日、ベトナムと中国の複合機・プリンターの主力生産拠点で使用する全電力を4月から環境価値証書付きの電力に切り替え、100%再生エネルギー化を達成したと発表した。
京セラドキュメントテクノロジーベトナム(ベトナム工場)は複合機・プリンターの生産と研究開発機能を併せ持つ複合工場として稼働、京セラドキュメントテクノロジー石龍(中国工場)は複合機、プリンター、OPC(有機感光体)ドラムの生産拠点として稼働している。両拠点の電力を再エネ由来に切り替えた。
記事内容へ
2023年8月30日
ENEOS(東京都千代田区)、電源開発(Jパワー/同・中央区)、JX石油開発(同・千代田区)は8月25日、西日本地域でのCCS(CO2の回収・貯留)事業について、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と2023年度「先進的CCS事業の実施に係る調査」の受託に係る契約を締結したと発表した。
3社は、西日本地域において、Jパワーの火力発電所、ENEOSの製油所から排出されるCO2を分離回収、液化し、貯留候補地の九州北部沖~西部沖(海域帯水層)まで、船舶とパイプラインで輸送し貯留するCCS事業を2030年度までに開始することを目指している。2023年2月には合弁会社「西日本カーボン貯留調査」を設立し、CO2貯留候補地選定のための探査・評価などの事業化に向けた準備を進めている。
記事内容へ