2023年4月1日
積水化学工業(大阪府大阪市)とJERA(東京都中央区)は3月27日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を火力発電所に設置するための共同実証実験を開始したと発表した。
2025年以降にフィルム型太陽電池を大規模設置へ。現在、JERAが保有する26カ所の火力発電所はすべて沿岸部にあり、太陽光発電設備を設置するためには耐塩害性が必要になる。今回、両社は、横須賀火力発電所(神奈川県横須賀市)と鹿島火力発電所(茨城県神栖市)構内にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を設置し、耐塩害性能・防汚性能・発電性能を実証する。火力発電所を対象とした同太陽電池の実証試験は、日本では初めての取り組みとなる。
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2023年3月31日
Terra Motors(東京都港区)は3月28日、「ゼロカーボンシティ」を表明する大阪府交野市において、同社のEV充電インフラ「Terra Charge」を市役所などの市内施設に100基導入すると発表した。市の2050年のカーボンニュートラル実現に向け、充電インフラを整備することで、市民の足となる自動車の電動化を進める取り組みを支援する。
「Terra Charge」は日本製でアフターメンテナンスにおいて部品供給に懸念が少なく、初期費用無料で導入できる。こうした点が評価され、今回、交野市での導入が決定した。2023年度内に市内施設へ順次導入を進める。
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