2025年11月9日
セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は11月4日、中国電力(広島県広島市)と、水力発電および太陽光発電を活用したオフサイトコーポレートPPAに関する契約を締結したと明かした。供給先は、中国地方のセブン-イレブン店舗で、太陽光由来のグリーン電力の供給は同月1日からすでに開始している。
水力由来のグリーン電力は、明電舎(東京都品川区)のグループ会社であるイームル工業(広島県東広島市)が保有する出力140kWの小水力発電所「永金発電所」を全面改修し創出する。発電開始は2027年3月。
太陽光は、ENEOSリニューアブル・エナジー(東京都港区)が、出力21MWの高圧太陽光発電所を新たに開発する計画となっている。
グリーン電力は、小売電気事業者の中国電力を通じて、各店舗に供給する。今後は、広島県・山口県を中心に対象店舗を順次拡大していく予定。
なお、水力発電によるオフサイトコーポレートPPAは、セブン‐イレブン・中国電力ともに初めての取り組みとなる。
セブン‐イレブン・ジャパンは、2030年までに店舗運営に伴うCO2排出量を、2013年度比で50%削減するという目標を掲げ、省エネ設備の導入や店舗への太陽光パネルの設置などの取り組みを進めている。今回のPPA導入により、CO2排出量は年間約1万t削減できる見込みだ。
同社は今後も、中国電力グループとともに、カーボンニュートラル関連施策を積極的に展開し、脱炭素社会の実現に貢献していく。
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2025年11月8日
関西電力(大阪府大阪市)ときらぼしグループのUI銀行(東京都港区)は11月4日から、グリーン金融を活用した新たな銀行サービス「CQ BANK(シーキューバンク)」の提供を開始した。利用者の預金を「CQグリーン預金」として運用し、ZEHなどの一定の基準を満たす省エネ住宅に金利優遇を行う環境配慮型住宅ローン「CQエコ住宅ローン」に充てるほか、再エネに特化したプロジェクト・事業への投融資に活用する。
同サービスでは、UI銀行の預金・決済・送金といった銀行の機能を第三者に提供するサービス(Baas)を活用する。
収益の一部は、利用者の意識や行動変容を促すきっかけとなるよう、環境保全や社会課題解決に向けたプロジェクトに充てられる。なお、定期預金だけでなく普通預金も対象とした「グリーン預金」をBaasの仕組みにより提供するのは、国内で初めての取り組みとなるという。
利用者は、スマホに専用アプリをインストールすることで、振込や入出金明細、定期預金、外貨預金、住宅ローン、無担保ローンなど、UI銀行が提供する銀行サービスが利用できるようになる。二要素認証や通信暗号化など、セキュリティも強化している。
関西電力は、同社の電気・ガス料金を「CQBANK」の口座振替で支払うことを条件に、「はぴeポイント」で還元する特別プログラムを用意する。毎月のお支払い額の最大4%分を還元。ポイントは、電気料金の支払いや提携先のポイントに交換できる。
関西電力は、特典進呈を通じて、顧客の環境に配慮した選択を後押しし、持続可能な社会の実現を目指す。
きらぼしグループは3月に、大阪市内に「大阪オフィス」を開設。対面利用における利便性向上を図っている。今後は、サステナビリティに関する勉強会なども開催するとしている。
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