2023年9月11日
中部電力(愛知県名古屋市)は9月11日、英石油大手bpの子会社であるBP Berau(BPベラウ)と、名古屋港で排出されたCO2の貯留先として、インドネシア・西パプア州の「タングーCCUSプロジェクト」のCO2貯留地を活用する実現可能性について、調査を行うと発表した。
BPベラウは、インドネシア最大のガス生産プロジェクト「タングーLNG」のオペレーターで権益保有者の代表。bpがタングーLNGにおいて運営する「タングーCCUSプロジェクト」は、2021年に同国政府より承認を受けた開発計画に基づき基本設計が進められている。同国で最も進んだCCUS(CO2回収・有効利用・貯留)プロジェクトである。貯留可能量は約18億t-CO2で、同国初のCCSハブになる可能性がある。
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2023年9月10日
パイオニア(東京都文京区)は9月6日、エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供を行うNextDrive(同・港区)と協業し、電力データと車両の移動データを掛け合わせることによりEV関連のエネルギーマネジメントを最適化する「EV充放電制御システム」を開発すると発表した。これにより、EV導入事業者の運用効率化と電力コスト削減に取り組む。
協業においてパイオニアは、車両の移動データを収集し、独自のプラットフォーム「Piomatix for Green(パイオマティクス・フォー・グリーン)」を活用してEVのSoC(State of Charge:充電状態)や消費電力量を予測する。NextDriveは、同社のエネルギーマネジメントコントローラー/IoE ゲートウェイ「Atto(アット)」を活用した電力データ収集およびEV充電機器やV2H機器の操作を担当する。
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