2023年1月12日
パシフィコ・エナジー(東京都港区)は1月6日、兵庫県赤穂郡で開発を進めてきた太陽光発電所「播州メガソーラー発電所」(発電容量約77MW、直流ベース)を竣工した。なお、同事業を運営する合同会社は、関西電力(大阪府大阪市)とENEOS(東京都千代田区)が折半出資している。
同発電所の発電出力は62,880kW(太陽電池の合計出力は76,802kW)で、固定価格買取制度の認定(FIT認定)を受けた太陽光発電所では関西で3番目の規模になるという。想定年間発電量は約9300万kW。売電価格は15.37円/kWhで、2022年の卸売電力の平均価格22.43円/kWh(JEPXのシステムプライススポット価格)を大きく下回る。
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2023年1月11日
オムロン(京都府京都市)は1月6日、自社事業所に対し、敷地外に設置した太陽光発電所から「自己託送」方式により再エネ電力を送電する取り組みを同月から開始したと発表した。自己託送による送電はオムロングループとして初めて。
この取り組みは、オムロングループで、環境ソリューションやエンジニアリング・サービスを提供するオムロン フィールドエンジニアリング(OFE/東京都目黒区)が、京都府宮津市内の遊休地(スキー場跡地)に新設した「オムロン宮津太陽光発電所」(パネル容量:734kW)で発電した電力を、約100km離れた自社事業所の京阪奈イノベーションセンタ(京都府木津川市)に送電、供給するもの。
オムロンは、これより年間200トン以上の温室効果ガス(GHG)排出量の削減を見込んでいる。
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