2021年12月22日
カーボンニュートラル・クレジットカードのサービスイメージ(出所:DATAFLUCT)
DATAFLUCT(東京都渋谷区)とクレディセゾン(東京都豊島区)は12月15日、業務提携に関する基本合意を締結した。両社の知見を掛け合わせ、「気候変動対策」をテーマとしたコンセプトクレジットカード(特定のコンセプトのもと決済機能以外の機能を付与したカード)の2022年春以降の発行に向け、検討を開始する。
両社は、DATAFLUCTの提携先であるドコノミーが提供するCO2排出量可視化技術「Åland Index」を活用し、決済データに紐づくCO2排出量の可視化と、カーボン・オフセットができるクレジットカード・Webアプリケーションサービスの開発、提供の検討を行う。
記事内容へ
2021年12月21日
北陸電力のグループ会社フレデリッシュ(福井県敦賀市)は12月17日、北陸電力から調達した水力発電由来の再生可能エネルギー電力を100%使用して生産した「ゼロカーボン・レタス(グリーンリーフとフリルの2種類)」を初出荷したと発表した。
北陸電力の電源構成は、北陸地域の豊富な水資源により、水力発電が約3割を占めており、旧一般電気事業者の中で全国トップとなっている。その特性を活かし、フレデリッシュでは水力発電の電源を特定した「グリーン特約(アクアグリーン)」の電気を使用してレタスを育成している。発電時にCO2を排出しないカーボンフリー電源100%で育成されていることから、「ゼロカーボン・レタス」と名付けた。工場のレタスはLED 照明を浴びて生育する過程で、光合成により空気中のCO2を吸収し、酸素を発生する。
記事内容へ