2022年3月10日
九州電力(福岡県福岡市)は4月から、社会のカーボンニュートラル実現に向けた新規事業として、電気自動車(EV)用リチウムイオン電池を用いた産業用機械向け電池パックの製造・販売を開始する。同社が十数年来、研究・開発してきた電池監視制御技術や急速充電技術を活用し、機械ごとに異なる負荷特性等を考慮したリチウムイオン蓄電池パックを提供する。
世界各国でカーボンニュートラルを目指した動きが加速する中、建設現場などでもCO2削減が課題となっている。これを受け、自社製品の電動化を検討する産業用機械メーカーにこの製品を販売することで、電動化によるCO2削減の取組みを支援する。
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2022年3月9日
積水化成品工業(大阪府大阪市)は3月3日、日本政府の「2050年カーボンニュートラル宣言」に賛同し、2050年度にCO2排出量を実質ゼロにすると発表した。実現に向けて、生産プロセスの合理化と省エネルギー化を推進するとともに、燃料の脱炭素化や再生可能エネルギーへの切り替えを推進。また、環境貢献製品の創出・事業拡大なども図る。
同社グループは、2020年7月に策定した「SKG-5R STATEMENT」において、2030年までにCO2排出量(Scope1+2)を2018年度比で27%削減する目標を掲げた。今回、これに加えて、、2050年度にカーボンニュートラルの実現を目指すことを決定し、実現に向けた取り組みを策定した。
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