2023年1月28日
出光興産(東京都千代田区)、北海道電力(北海道札幌市)、石油資源開発(JAPEX/東京都千代田区)は1月26日、北海道・苫小牧エリアにおいて、3社の事業拠点や強みを生かし、発電所や工場から排出されるCO2を回収して有効活用・貯留するCCUS事業の実現に向けた共同検討を開始すると発表した。
この共同検討では、苫小牧エリアの複数の地点をつなぐ「ハブ&クラスター型CCUS事業」を2030年度までに立ち上げることを視野に入れる。ハブ&クラスター型CCUS事業は、1つの排出源からCO2を回収・貯留する(CCS事業)だけでなく、地域にある多くの排出源をカバーし、そのCO2を有効活用することで、社会としての排出をより多く縮減する事業をいう。
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2023年1月27日
岩谷産業(大阪府大阪市)は1月23日、神戸ポートアイランド(兵庫県神戸市)に、同社J-クレジットを活用したカーボンオフセットなLPガスのほか、太陽光発電や純水素型燃料電池などを導入する新たな研修所を建設すると発表した。完成は10月の予定。
このほか新研修所は、大林組(東京都港区)独自の耐火木材技術を使うことでCO2を固定化する取り組みも行い、カーボンニュートラルな施設を目指す。将来的には、自社で調達したグリーン水素やグリーンLPガスなども活用する予定だ。
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