2023年2月17日
住友林業(東京都千代田区)は2月14日、英不動産開発会社Bywater Properties(英ロンドン)の創業者とともに合弁会社を設立したと発表した。両社はロンドン市内で6階建木造オフィスビルを共同開発している。住友林業は新会社設立を契機に、英国の不動産市場に本格参入する。欧州でも環境配慮型の不動産開発や、マスティンバー(木質集成材)建築を用いた中大規模木造建築を推進するとしている。
新たな合弁会社として、持株会社であるBywater SFC Holdings、各プロジェクトの開発管理を行うBywater SFC Management、各プロジェクト会社への出資を担当するBywater SFC Investments(Bywater SFCグループ)の3社を、2月1日に設立した。今後、「Bywater」のブランド名で不動産開発を推進し、欧州市場での早期事業拡大を目指す。
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2023年2月16日
東急不動産(東京都渋谷区)など12社は2月10日、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)を中心とした農業と再生可能エネルギーの実証施設「リエネソーラーファーム東松山」(埼玉県東松山市)において、共同で実証実験を開始すると発表した。
実証実験では同発電所において、営農者とも協力し、近隣住民や行政機関、発電事業に関わるメーカー、電気の需要家らとも連携しながら、発電事業の発展に向けた技術検証、農業の効率化に向けた検証、作物の日照影響検証及び作物のブランド化と食品加工、ソーラーシェアを通じた地域共生、電気の利活用方法など、様々な実証実験を継続して行う。
東急不動産は、同社が再エネ事業と農業の実証実験プラットフォームを提供し、様々な関係者と協働することで、未来の技術発展・事業拡大・地域連携を図る参加型の実証事業を目指すとしている。
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