2023年6月4日
岩谷産業(大阪府大阪市)は5月29日、日本、豪州、シンガポールの5社で、豪州クイーンズランド州グラッドストン地区において、再生可能エネルギー由来のグリーン水素を大規模に製造・液化し国内外に輸出・供給するCQ-H2プロジェクトの基本設計作業(FEED)を共同で実施することに合意したと発表した。
岩谷産業のほか、関西電力(同)、丸紅(東京都千代田区) 、豪州クイーンズランド州政府所有のエネルギー・インフラ企業Stanwell社、Keppel社(シンガポール)の5社が、同月26日に契約を締結した。同プロジェクトで製造されるグリーン水素は、日本へ輸出および、同州グラッドストン地区のアンモニア合成施設へ供給(その一部はオーストラリア国内で地消)される。
2031年以降に約26万トン/年のグリーン水素製造を目指す
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2023年6月3日
伊藤忠商事(東京都港区)は5月29日、世界最大のリニューアブル燃料(再生可能資源由来の燃料)メーカーのNeste社(フィンランド)との間で、Neste社が生産するリニューアブルディーゼル(RD)であるNeste MY Renewable Dieselの日本国内での流通拡大に向け、商標ライセンス契約およびブランディング強化に関する協業契約を締結したと発表した。
Neste社は、今後更に需要が見込まれる再生航空燃料SAFおよびRDの生産拡大を図り、現在の生産能力330万トン/年を、2024年初頭までに550万トン/年、2026年末までに680万トン/年へ増加する計画だ。また、Neste社の安定した供給実績や優れた品質は、日本の顧客からも高く評価されているという。
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