2023年6月16日
東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)は6月13日、PAG Renewables(東京都千代田区)ともに、全国計10件(総発電容量約309MW)の太陽光発電所を竣工し、商業運転を開始したと発表した。
10件のうち、8件を東芝エネルギーシステムズおよびグループ会社の東芝プラントシステム(同)が担当した。総発電容量は約225MW。商業運転開始後の運営・保守については、東芝エネルギーシステムズが10件すべてを管理する。
発電容量640MWの実績
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2023年6月15日
双日(東京都千代田区)は6月12日、九州大学(福岡県福岡市)が開発中の分離膜を用いて大気からCO2を直接回収する技術「Direct Air Capture(DAC)」の早期実用化に向けて、材料ベンチャーのナノメンブレン(同・福岡市)らと共同で新会社「Carbon Xtract(カーボン エクストラクト)」を設立したと発表した。
m-DAC技術を活用した装置・製品を開発・販売へ
双日は2022年2月に締結した九州大学との覚書を通じて、ナノ分離膜を用いたDAC技術「membrane-based Direct Air Capture:m-DACTM」の2030年までの実用化に向け調査・研究を進めてきた。今回、2020年代後半に社会実装を前倒することとした。m-DACの早期の製品実用化と社会実装を実現するには研究開発段階からの潜在需要家との連携が不可欠と判断し、共同で新会社を設立した。
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