2021年9月13日
「シェア用車」イメージ。「所有から利用へ」というライフスタイルの転換を促す(出所:環境省)
環境省は、再生可能エネルギー電力と電気自動車(EV)などを活用した「ゼロカーボン・ドライブ」推進に向けた取り組みの第2弾として、2022年度から新たに「シェア用車」と「軽自動車のEV」の普及に取り組む。
「シェア用車」の取り組みでは、地方公共団体の公用車や民間社用車に「電動車×再エネ」のカーシェアを導入し、地域住民とのシェアリングやレジリエンス強化を同時に促進する。「軽自動車のEV」については、2022年春後からの市場投入が見込まれる軽EVの普及に向けて、「軽EVがガソリン車の軽自動車のような価格で買えるような水準に後押し」(小泉進次郎環境大臣)をしていくとした。
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2021年9月10日
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積水化学グループの資源循環戦略イメージ図(出所:積水化学工業)
積水化学工業(大阪府大阪市)は9月7日、2050年に「サーキュラーエコノミーの実現」を目指し、資源循環方針を策定したと発表した。また長期ゴールからバックキャストを行い、この方針にもとづく戦略とロードマップを策定した。長期目標の達成向けて、2030年に非化石由来製品の売上高を1000億円、マテリアルリサイクル率を100%とすることを掲げる。
同社は、メーカーとして製品のライフサイクルにおける資源循環を推進していくことが重要と考え、サプライチェーンと連携し、化石由来のバージン原料の使用量を最小化するとともに、再資源化による資源循環を推進し、事業を通じたサーキュラーエコノミーの実現を目指す。
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