2021年9月15日
日立製作所(東京都千代田区)は9月13日、気候変動問題への取り組みをさらに加速し、2050年度までにバリューチェーン全体(自社の生産活動、調達、製品・サービスの使用など)でカーボンニュートラルを実現するという新たな目標を発表した。
同社は目標の達成に向けて、製品の設計段階から環境負荷の低減を図ることで世界最高水準のエネルギー効率を実現し、顧客のCO2排出の削減や環境負荷低減に貢献する。さらに7月に新たに発行した「サステナブル調達ガイドライン」を通して、調達パートナーと協力し、CO2排出削減に取り組む。
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2021年9月14日
実験の模様(出所:電源開発)
電源開発(Jパワー/東京都中央区)は9月8日、豪州産褐炭から製造した水素の利用試験として、燃料電池発電のデモと水素燃料電池搭載ドローン飛行のデモンストレーションを公開した。豪州褐炭水素を利用した試験の公開は国内初。
今回の試験は、水素製造の分野で参画している未利用褐炭由来水素大規模海上輸送サプライチェーン構築実証事業(豪州褐炭水素実証プロジェクト)の一環で、試験では、同社が褐炭から製造した水素が燃料電池などで利用できることが確認された。
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