2021年12月21日

北陸電力のグループ会社フレデリッシュ(福井県敦賀市)は12月17日、北陸電力から調達した水力発電由来の再生可能エネルギー電力を100%使用して生産した「ゼロカーボン・レタス(グリーンリーフとフリルの2種類)」を初出荷したと発表した。
北陸電力の電源構成は、北陸地域の豊富な水資源により、水力発電が約3割を占めており、旧一般電気事業者の中で全国トップとなっている。その特性を活かし、フレデリッシュでは水力発電の電源を特定した「グリーン特約(アクアグリーン)」の電気を使用してレタスを育成している。発電時にCO2を排出しないカーボンフリー電源100%で育成されていることから、「ゼロカーボン・レタス」と名付けた。工場のレタスはLED 照明を浴びて生育する過程で、光合成により空気中のCO2を吸収し、酸素を発生する。
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2021年12月20日

オムロン ソーシアルソリューションズ(東京都港区)は12月15日、これまで家庭で埋没していた太陽光発電の自家消費電力量を環境価値として収集・活用するサービス「みんなでつくるエコ活サークル」を開始すると発表した。サービス開始は2022年1月中旬より。
同サービスは、マルチ蓄電プラットフォーム「KPBP-Aシリーズ」のハイブリッド蓄電システムを設置している家庭を対象にしたもので、同社がCO2削減量を環境価値として取りまとめ、国の地球温暖化対策「J-クレジット制度」を活用してユーザーにポイントなどで還元する。
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