2022年3月18日
三菱自動車工業(東京都港区)は3月14日、インドネシアで軽商用電気自動車(EV)に関する実証実験を行うと発表した。日本で2011年に投入した「ミニキャブ・ミーブ」を現地企業において輸送業務に使用し、約半年間の実証実験を通じて、走行距離や充電記録、配送ルートなどのデータ集積を行う。この結果をもとに、EV普及に向けた環境整備を検証する。
実証実験に先立ち、インドネシアで同社のクルマを販売するミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・セールス・インドネシア(MMKSI)が、現地企業4社と実証実験に関する覚書を締結した。
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2022年3月17日
九州電力グループの九電みらいエナジー(福岡県福岡市)は3月14日、長崎県五島市沖で、国内初となる商用スケールの大型潮流発電(1,000kW級)による実証試験を行うと発表した。環境省「令和4年度潮流発電による地域の脱炭素化モデル構築事業」の採択を受けて、共同実施者の長崎海洋産業クラスター形成推進協議会(長崎県長崎市)とともに実施する。
九電みらいエナジーは2019~2021年度環境省事業で、長崎県五島市沖において国内初となる大型潮流発電機(500kW)を採用した実証に取り組んできた。今回の事業では同じ場所で、これまで得られた成果を最大限活用するとともに、500kW発電機を国内初となる商用スケールの1,000kW級潮流発電機に改造し、電力系統に連系した実証を行う。
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