2022年4月25日
三菱電機(東京都千代田区)は4月20日、カーボンニュートラルを目指す企業向けに、再生可能エネルギーで発電した電力を複数の拠点間での融通や蓄電池の活用により、拠点ごとの脱炭素化目標の達成を支援する「マルチリージョン型デジタル電力最適化技術」を開発したと発表した。今後は2023年春をめどに、同技術を実装したクラウドサービス型ソリューションの提供開始を目指す。
今回、同社が開発したのは、自己託送制度を活用した複数拠点間での再エネ由来の電力の融通、各拠点の分散型電源・蓄電池の運用および環境価値証書の購入に関する計画を自動で最適化する「マルチリージョン型デジタル電力最適化技術」。
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2022年4月22日
北陸電力(富山県富山市)と北陸電力ビズ・エナジーソリューション(同)は4月20日、BCP(事業継続計画)対策として、独自開発のシステムを活用し、停電時に複数台の電気自動車(EV)のみで無停電での長時間給電を実現できる、国内初のサービスの提供を開始すると発表した。
独自開発した制御システムにより、BCP対策として求められる長時間の給電を可能にするもの。停電時に複数台のEVを、独自に開発した分電盤を介して接続することで、従来のEV単体での接続と比較し広範囲の負荷が救済可能となる。また、EVの電池残量がなくなった場合でも、無停電でEV入れ替えすることができ、EVのみで長時間継続した給電を可能とした。なお、このサービスで使用するシステムは、現在特許出願中だ。
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