2023年1月5日
NTTアノードエナジー(東京都港区)と自然電力(福岡県福岡市)は、IoT/AI技術によるエネルギーマネジメント領域で業務提携する。第一弾として2023年3月から、電力のピークカット・ピークシフトにより電気料金を削減できる「電気自動車(EV)スマート充放電サービス」の提供を開始する。
同サービスでは、自治体・法人の高圧電力施設に太陽光発電設備とEV充放電器(V2B/Vehicle to Building)を設置し、ビルのピーク消費電力予測と太陽光発電予測を用いてピークカットが必要な日・時間を予測、消費電力を制御する。これにより電力料金を削減する。また、大規模自然災害時には太陽光発電施設からEVへ充電することで、レジリエンスを強化する。なお、同サービスは、2022年9月からNTT西日本山口支店の協力を得て共同開発・実証に取り組んできたもの。
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2023年1月4日
損害保険ジャパン(東京都新宿区)は12月26日から、太陽光発電事業者向けの新サービスを開始する。SOMPOリスクマネジメント(同)、構造耐力評価機構(大阪府松原市)と協力し、太陽光発電設備の構造設計評価と、設計上の問題が明らかになった場合に設備の安全性を再構築する支援サービスを提供する。損保ジャパンの調べによると保険業界として初めての取り組みだという。
構造設計評価(構造設計書のレビューサービス)の対象設備は、太陽光発電設備(設備容量不問)で、対象となるリスクは風災・雪災・水災。太陽光発電設備の構造設計について、構造関係の法令等と照らして、風災や雪災などの自然災害リスク に対する構造計算の妥当性を確認・評価する。事故が発生している設備については、事故と設計の因果関係と、事故が再発する可能性についても評価する。
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