2023年2月27日
関西電力(大阪市大阪府)は2月21日、住友ゴム工業(兵庫県神戸市)傘下のタイヤ製造・販売会社であるスミトモラバー(タイランド)(タイ工場/タイ王国ラヨン県) に単一事業所としては世界最大規模の屋根置き太陽光発電設備(出力約22MW)とガスコージェネレーションシステム(6.6MW級×2台)を導入すると発表した。
この取り組みは関西電力のタイ現地法人である関西エナジーソリューションズ(タイランド)(K-EST)を通じて実施する。K-ESTはこれらの設備で生成した電力と蒸気の全量を、現在利用しているエネルギーの代替としてタイ工場に供給する。これにより年間約38,000トンのCO2削減を見込んでいる。
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2023年2月26日
東急建設(東京都渋谷区)は2月21日、サプライチェーンで多くを占める建築資材に係るCO2排出量を「積み上げ式」で算定する独自のツール「積み上げ式CO2排出量算定シート」の仕組みを、ウェブサイトで新たに公開したと発表した。
これまで、その仕組みは社外秘としていたが、公開することにより、顧客からの理解が得られやすくなり、信頼性の高い評価結果を提供できると考えた。加えて、現状は同社だけの取組みだが、今後は、同じ目的で考え方に同意する他企業にも普及を拡大し、適用範囲を増やしていくため、同シートの考え方や効率化・自動化された算定誤差を最小化する仕組みを公開することとした。
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