2023年7月12日
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC/東京都港区)は7月7日、新潟大学と共同で、新潟市の農地(約60アール)における温室効果ガス(GHG)の放出量について、正確な測定やデータの可視化に関する実証実験を開始したと発表した。同社では将来的なカーボン・クレジットとしての取引を目指し、GHG放出量の削減に貢献した生産者の活動実績のNFT化(代替不可能なデータ)も進める。
GHG放出量削減に繋がる生産者の活動実績をNFT化し取引
実証実験の期間は2023年6月~2024年3月。主に以下の3点に取り組む。
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2023年7月11日
三井物産(東京都千代田区)は7月6日、デンマークにおいて、グリーン水素とグリーンCO2から合成して作る低炭素メタノール(e-メタノール)を製造・販売する事業に出資参画すると発表した。
同事業は、出力304MWの太陽光発電、水電気分解、メタノールの各設備からなる「e-メタノール」製造工場の建設を進める。同工場のe-メタノールの年産能力は最大4.2万トンで、商業規模で製造する世界初・世界最大の事業だという。2024年からe-メタノール製造を開始する予定で、デンマークの海運大手A.P.モラー-マースク社、玩具大手レゴ社、医薬品大手ノボノルディスク社への販売契約を締結済み。
再エネ由来電力を活用して製造するグリーン水素と、バイオマス由来のグリーンCO2を合成
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