2021年12月7日

JTB(東京都品川区)は12月2日、修学旅行や校外学習などの探究学習を実施する教育機関向けに、新商品「CO2ゼロ旅行プログラム」の販売を開始した。カーボンオフセットの仕組みを取り入れた旅行商品「CO2ゼロ旅行(R)」に、SDGsの本質理解をアクションにつなぐ学習教材「SDGsワークショップ」を組み合わせたもの。初年度の2022年度は10万人の生徒に利用してもらうことを目指す。
「CO2ゼロ旅行プログラム」は、教室でのSDGsの「学び」を「行動」に移すためのツールとして提供する。事前学習で「自分ごと」としてSDGsを学び、CO2を削減するための行動をした上で、修学旅行の移動などで発生するCO2をグリーン電力の価値を購入してオフセット(相殺)する。グリーン電力購入の証明としてグリーン電力証書が学校に1枚発行される。国内の再生可能エネルギー自給率アップや地球温暖化の抑制への貢献につなげるという。
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2021年12月6日

完成イメージ(出所:メタウォーター)
メタウォーター(東京都千代田区)は12月 3日、テツゲン(同)、プラントフォーム(新潟県長岡市)とともに、下水道事業における新たな付加価値創出を目的とした合弁会社「テツゲンメタウォーターアクアアグリ」(岩手県大船渡市)を設立し、岩手県大船渡市にて事業を開始したと発表した。
今回、3社が開始する事業は、「アクアポニックス」と呼ばれるもので、養殖する魚の排泄物を肥料にして植物を育てる新しい手法の農業である。水で行う有機栽培ともいわれ、農薬や化学肥料を使わないだけでなく、水も捨てないため環境負荷を最小限に留めて養殖と農業を行うことができる。
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