2021年12月13日
日本製紙(東京都千代田区)は12月8日、セルロースナノファイバー(CNF)による蓄電体の開発に関して、CNF蓄電体のLED点灯検証に成功したと発表した。蓄電体実用化の検証実例としては、学術実験以外では世界初。
同社は現在、CNF蓄電デバイスの開発に向けて、CNF蓄電膜の製造プロセス開発に取り組んでいる。CNF蓄電デバイスは、電流長時間充電法ではなく高電圧短時間充電法であるほか、既存の電気化学的蓄電池と比べて、「劣化がしにくい」「リサイクル性が高い」「化学反応を使わず安全性が高い」などの優位性があり、今後の開発・活用が期待されている。
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2021年12月10日

イメージ図:阿久根市役所施設に設置予定の太陽光発電、駐車場の屋根として設置(出所:トラストバンク)
トラストバンク(東京都渋谷区)と出光興産(東京都千代田区)、出光興産の100%子会社であるソーラーフロンティア(同)は12月7日、地方自治体向けの脱炭素化提案事業において相互に協力・連携すると発表した。再生可能エネルギーの利活用を推進し、地域のエネルギー地産地消とレジリエンス強化に貢献することを目指す。
協業の第一号案件として、トラストバンクが設立したトラストバンク阿久根(東京都渋谷区)が鹿児島県阿久根市で進めている、地域内再生可能エネルギー活用モデルを共創し推進する。同事業では、ソーラーフロンティアの太陽電池モジュールを採用する。
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