2021年11月24日
筑波研究所(出所:小野薬品工業)
小野薬品工業(大阪市中央区)は11月18日、同社筑波研究所(茨城県)に東京ガス(東京都港区)のカーボンニュートラル都市ガス(CN都市ガス)を導入するとともに、カーボンニュートラルLNG(CNL)の普及拡大を目指す団体「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」 に加盟したことを発表した。東京ガスが供給するCN都市ガスの導入は、製薬業界では初めて。
同社は中長期環境ビジョン「Environment Challenging Ono Vision (ECO VISION 2050)」において、「脱炭素社会の実現」を重点項目の一つに設定し、温室効果ガスの排出量(スコープ1+2)を2030年までに55%削減(2017年度比)、2050年度までにゼロにする目標を掲げている。今回のCN都市ガスの導入は、目標達成に向けた施策のひとつ。今後、他の拠点においても導入を検討していくという。
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2021年11月23日
環境省は11月19日、日本と米国と連携して世界の脱炭素化に向けた地方の取り組みを推進するために、11月10日のCOP26ジャパン・パビリオンのサイドイベントにおいて「日米グローバル地方ゼロカーボン促進イニシアティブ」の立ち上げを表明したと報告した。
このイニシアティブは、州・県レベルから都市・国レベルまで、地方の異なるレベルにおける脱炭素と適応に関する地域の取組の様々なベストプラクティスを共有すること、また、国際協力によって地方による自身の能力向上を促すことを目的とする。
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