2022年2月24日
三井住友ファイナンス&リース(SMFL/東京都千代田区)は2月18日、LIXIL(同・江東区)のタイの生産拠点に、二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業を活用したリースを提供すると発表した。発電容量5.0MW、年間発電量は約690万kWhで、2月中の運転開始を予定している。
同社のタイ現地法人SMFL Leasing (Thailand)が、LIXILの住宅建材事業の生産拠点で最大規模となるTOSTEM THAI(トステムタイ)向けに、工場屋根に設置する太陽光発電設備をリースする。工場の所在地はタイ王国パトゥムターニー県ナワナコン工業団地内。発電した電力の全量がトステムタイ工場内で自家消費する。同工場のCO2排出量削減効果は年間約2,200トンを見込む。
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2022年2月23日
北陸電力(富山県富山市牛島町)は4月1日から、石川県小松市のごみ処理施設「エコロジーパークこまつ」の余剰電力を活用したカーボンフリーの電気を、小松市庁舎・小松市民病院に供給開始する。これにより市は公共施設全体で約12~13%のCO2削減効果を見込んでいるという。
この取組みは2050年の「ゼロカーボンシティ」実現に向けて、両者が相互に連携しながら、地域特性を活かした地球温暖化対策を効果的に推進していくことを目的としたもの。自治体と同社がごみ処理施設で発電した余剰電力を活用する地産地消の取り組みは北陸地域で初の事例だという。取り組みの実施に向け、両者は2月18日に覚書を締結した。
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