2021年12月8日
三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区)は12月3日、国内百貨店で使用する電力について、2030年までに再生可能エネルギー比率100%にすると発表した。テナントとして入居する店舗も含めた国内百貨店事業全体では、同年までに再エネ導入比率60%を目指す。また、同年の温室効果ガス削減目標(2013年度比)を42%削減から50%削減に引き上げた。
同日開催したサステナビリティ説明会で発表した。同説明会では、サステナビリティの取り組みの現状、ゴール、ロードマップを開示した。
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2021年12月7日
JTB(東京都品川区)は12月2日、修学旅行や校外学習などの探究学習を実施する教育機関向けに、新商品「CO2ゼロ旅行プログラム」の販売を開始した。カーボンオフセットの仕組みを取り入れた旅行商品「CO2ゼロ旅行(R)」に、SDGsの本質理解をアクションにつなぐ学習教材「SDGsワークショップ」を組み合わせたもの。初年度の2022年度は10万人の生徒に利用してもらうことを目指す。
「CO2ゼロ旅行プログラム」は、教室でのSDGsの「学び」を「行動」に移すためのツールとして提供する。事前学習で「自分ごと」としてSDGsを学び、CO2を削減するための行動をした上で、修学旅行の移動などで発生するCO2をグリーン電力の価値を購入してオフセット(相殺)する。グリーン電力購入の証明としてグリーン電力証書が学校に1枚発行される。国内の再生可能エネルギー自給率アップや地球温暖化の抑制への貢献につなげるという。
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