2022年3月2日
オリオンビール(沖縄県豊見城市)は2月22日、同社名護工場(沖縄県名護市)に実質再生可能エネルギー由来のCO2フリー電力を導入すると発表した。沖縄電力(同・浦添市)と、沖縄県産の資源を活用した非化石証書を用いてCO2排出量を実質ゼロとする電気料金メニュー「うちな~CO2フリーメニュー」の契約を締結した。
同メニューの導入により、オリオンビールの工場が利用する電力由来エネルギーの50%が非化石燃料由来になるという。2022年度以降、工場から排出されるCO2量は実質2011年度比48%、2019年度比36%削減されることになる。
記事内容へ
2022年3月1日
鈴廣蒲鉾本店(神奈川県小田原市)と本田技術研究所(ホンダ/東京都港区)は2月24日、電気自動車を蓄電池としても活用し、EVと建物間で効率的に電力を融通するエネルギーマネジメントの実証実験を開始したと発表した。期間は2023年2月までを予定している。
実証実験では、小田原市にある鈴廣本社を中心に、主に同市内でEVを走行させて実施する。ホンダがEVとエネルギーマネジメントシステムを用意し、鈴廣が取引先への訪問などの日常業務で使用する。実証実験により、(1)社屋全体の効率的な電力利用、(2)EVによる効率的な移動業務の2つを最適なバランスで両立させ、CO2の排出量削減とピークカットによる電気代の低減を目指す。
記事内容へ