2022年2月17日
東京ガス(東京都港区)は2月14日、低・脱炭素化促進のための新たな資金を調達するため、都市ガス事業者として国内で初めて、国内公募形式のトランジションボンド(移行債)を発行すると発表した。発行総額は200億円程度で、7年債と10年債を3月に発行する予定。主幹事証券会社はみずほ証券・野村證券が務める。
この移行債は、東京ガスグループが天然ガスへの燃料転換による低炭素化、ガスの脱炭素化などに取り組む「新居浜LNGプロジェクト」、「スマートエネルギーネットワークプロジェクト」、「晴海水素事業」の3つのプロジェクトへの投資に活用する。
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2022年2月16日
自然電力(福岡県福岡市)は2月10日、東京建物(東京都中央区)が保有する物流センター「(仮称)T-LOGI(ティーロジ)福岡」(福岡県糟屋郡)の屋根に706kWの太陽光発電設備を建設すると発表した。同設備で発電した電気は同施設で自家消費し、余剰電力は電力会社の送配電ネットワークを介して東京建物博多ビル(福岡県福岡市)に供給(自己託送)する。
太陽光発電設備は1月に着工し、運転開始は12月を予定している。同事業は、自然電力として初となる自己託送スキームを利用したプロジェクトとなる。また、(仮称)T-LOGI福岡では、自然電力独自開発のアグリゲート・エネルギーマネジメント・システム「Shizen Connect」を導入し、自己託送のための需給管理を行う予定だという。
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