2022年5月17日
東急ホテルズ(東京都渋谷区)は5月10日、同社が運営する川崎キングスカイフロント東急REIホテルで、2023年1月から再び水素発電を行うと発表した。同ホテルは2018年の開業時から環境省の実証事業に参画し、ホテル内の約30%の電力を水素で賄う「世界初の水素ホテル」としてCO2削減に貢献してきた。実証実験が終了したことから、今回新たなスキームで水素燃料電池ユニットを更新する。
同ホテルは2018年から、川崎市の水素戦略などに基づき、昭和電工(東京都港区)と協力し、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」に参画。昭和電工のプラスチックケミ カルリサイクル施設を活用し、地域で発生する使用済みプラスチックから製造された低炭素水素を、水素パイプラインでホテルに直接送給し、この水素を燃料としてホテル内の電力の一部をまかなっていた。同実証は2022年3月31日で終了した。
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2022年5月16日
国際エネルギー機関(IEA)は5月11日、再生可能エネルギー市場に関する最新の報告書を公表し、2022年に新たに320GWの再エネ発電容量が増加するとの予測を示した。前年の295GWと比較して8%以上増加し、初めて300GWを超える見通しだ。
IEAは「コスト上昇、サプライチェーンのボトルネックによる逆風にもかからず記録を更新する予想である」として「コロナ禍で生じたサプライチェーンの課題、建設の遅れ、原材料価格の高騰などを克服した」と評価した。
IEAによると、2022年の
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