2022年5月18日
九州電力(福岡県福岡市)と自然電力(同)は5月13日、それぞれのグループ会社が資本提携を行い、東南アジアエリアでの再生可能エネルギー事業の拡大で協業すると発表した。
今回の資本提携により、九電グループのキューデン・インターナショナル(福岡県福岡市)が保有する技術力・開発力と、自然電力グループの自然・インターナショナル(同)が有するビジネスノウハウと現地に根差したネットワークをかけ合わせ、共同で将来の開発機会を検討するなど、再エネ事業の拡大に取り組んでいく。
キューデン・インターナショナルは、九州電力の技術力・ノウハウを生かし、アジアをはじめとする世界中でエネルギー事業を積極的に展開している。
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2022年5月17日
東急ホテルズ(東京都渋谷区)は5月10日、同社が運営する川崎キングスカイフロント東急REIホテルで、2023年1月から再び水素発電を行うと発表した。同ホテルは2018年の開業時から環境省の実証事業に参画し、ホテル内の約30%の電力を水素で賄う「世界初の水素ホテル」としてCO2削減に貢献してきた。実証実験が終了したことから、今回新たなスキームで水素燃料電池ユニットを更新する。
同ホテルは2018年から、川崎市の水素戦略などに基づき、昭和電工(東京都港区)と協力し、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」に参画。昭和電工のプラスチックケミ カルリサイクル施設を活用し、地域で発生する使用済みプラスチックから製造された低炭素水素を、水素パイプラインでホテルに直接送給し、この水素を燃料としてホテル内の電力の一部をまかなっていた。同実証は2022年3月31日で終了した。
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