2022年10月17日
中国電力ネットワーク(広島市中区)と富士通(東京都港区)は10月12日、再生可能エネルギーの導入拡大、また、送電設備の保全業務高度化に向けた実証試験を実施した結果を報告した。
期間は2021年9月から1年間。再エネ導入拡大のために次世代電力ネットワーク技術として期待されているダイナミックレーティング(送変電設備の送電容量を弾力的に運用する技術)の実現、送電設備の保全業務高度化におけるドローンの活用に向けて、中国電力ネットワークの送電設備を活用して取得・変換した風況などの環境データの実用性について実証試験を行った。
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2022年10月16日
経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は10月5日と6日の2日間、”Low-Carbon Innovation in a Time of Crises”(危機の時代における低炭素イノベーション)をメインテーマに、第9回Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)2022を、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催した。
87の国・地域から約1,600人の参加登録があり、世界の産学官の有識者が、2050年のカーボンニュートラルに向けたイノベーション創出を加速するアクションについて議論を行った。運営員会は閉会に当たってのステートメントを発表し「今世紀半ばにカーボンニュートラルを実現するためには2030年までの10年間が極めて重要であり、イノベーションとその普及を加速する必要があることに疑問の余地はない」として、2030年の前にアクション(実行)を加速させる必要性があると強調した。
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