2022年12月30日
エールフランスKLMグループのエールフランス航空とKLMオランダ航空は12月23日、グループが掲げた2030年までのCO2排出削減目標が、SBTイニシアチブ(SBTi)から、パリ協定で決定された「2℃を十分に下回る」目標(SBT:science-based targets)に沿っていることが承認されたと発表した。
エールフランスKLMグループとグループ各社は、CO2排出削減目標として、2030年までに航空燃料のWell to Wake(生産から使用に至るまで)温室効果ガス排出量を、2019年を基準値として収益トンキロメートルあたり30%削減することを目指している。同社はこの目標がSBTiによる承認を受けたことについて「2030年までに到達すべきCO2削減行程のロードマップにおける重要なマイルストーンとなった」としている。
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2022年12月29日
商船三井(東京都港区)と関西電力(大阪府大阪市)は12月23日、CCS(排ガスからCO2を回収し地中等に貯留する技術)バリューチェーン構築に向け、海上輸送等に関する調査の覚書を締結したと発表した。
この覚書に基づき、両社は、関西電力が運営する火力発電所から排出されるCO2を対象に構築する「分離・回収、輸送、圧入・貯留からなるCCSバリューチェーン」について協業し、両社で液化CO2の貯留候補地への海上輸送等の調査・検討をしていく。
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