2023年3月5日
シナネンホールディングス(東京都港区)は3月1日、同社子会社の日高都市ガス(埼玉県日高市)、日高市、東京ガス(東京都港区)の3者が、「学校向け太陽光PPA事業」と「避難所のレジリエンス強化」の共同検証に関する基本合意書を締結したことを発表した。
学校向け太陽光PPA(電力購入契約)事業の共同検証は3月~9月にかけて行う。市内の小学校や中学校のうち1~2校を対象に、太陽光発電設備導入に向けた太陽光パネルの設置計画検討や導入費用算定等を行う。PPAは設備設置事業者(PPA事業者)が施設に太陽光発電設備を設置し、施設側は発電した電気を購入する。施設側は設備を所有しないため、初期費用の負担や設備の維持管理をすることなく再生可能エネルギー由来の電気を使用できる。
記事内容へ
2023年3月4日
村田製作所(京都府京都市)は2月28日、太陽光発電システムを稼働する国内4工場に、新たに蓄電池システムを導入すると発表した。将来的に4工場を100%再生可能エネルギー利用工場とすることを目指す。
同システムは2021年、金津村田製作所(福井県あわら市)に初めて導入したもの。今回の導入により国内5工場で稼働することとなる。自家発電設備によるCO2削減効果は年間累計1,897トンを見込んでいる。気象条件や生産品目など、拠点ごとで大きく異なる操業状況におけるシステム稼働状況を分析し、知見を蓄積することで、今後さらに多くの事業所・工場への展開を目指す。
記事内容へ