2023年4月8日
沖縄電力(沖縄県浦添市)と子会社のシードおきなわ(同)は4月4日、硫黄島・南鳥島で再生可能エネルギーの導入実証を行うと発表した。
両島に太陽光発電設備、蓄電池(系統安定化装置)、EV・省エネ機器など(可制御負荷)を設置。さらに、これらの機器を統合制御するエネルギーマネジメントシステム(EMS)などから構成されるエネルギーシステムを構築する。これらを効率的に運用することで、両島におけるレジリエンスの強化とCO2排出量削減を図る。
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2023年4月7日
東京都は4月3日、電気通信大学(東京都調布市)と、円筒形太陽電池による都市型壁面発電の有効性実証と、円筒形太陽電池を用いたシステムによるイノベーション創出に向けた連携事業を開始すると発表した。
円筒形太陽電池は、フィルム型太陽電池を蛍光灯のような細長い円筒形のガラス管に挿入して完全封止したもの。平板型太陽電池は直達光と一部の散乱光を面で受光するが、円筒形太陽電池は壁面などからの反射光を含む様々な角度の受光が可能で、日出から日没までの発電量の変動が小さく、総発電量も大きくなるという。また、1本単位の修理が可能で、風圧力の影響が小さいことから架台を軽量化できるため、設置の自由度が高い。
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