2021年10月6日
10月4日、岸田内閣が発足し、環境大臣に山口 壯氏、経済産業大臣に萩生田 光一氏が就任した。山口環境大臣は10月5日の記者会見で、2050年カーボンニュートラルの実現、2030年温室効果ガス46%削減という目標に向け、これまでの路線を踏襲し「再エネを最大限導入していく」と述べるとともに、脱炭素化の取り組み推進にあたっては「産業界の意見もしっかり聞きながら、イノベーションも念頭に置き、具体化していきたい」と述べた。
また、萩生田経済産業大臣は同5日の記者会見で、前日にパブリックコメントを終えたエネルギー基本計画について「10月末からはじまるCPO26に間に合うよう閣議決定を目指す。目標の2030年まで10年を切っており、早期に計画を実行できるように努力していきたい」と話した。
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2021年10月5日
位置図(出所:住友商事)
住友商事(東京都千代田区)は9月30日、高知県において、ジャパンウィンドエンジニアリング(JWE/東京都港区)、北拓(北海道旭川市)の3社共同で開発を進める陸上風力発電事業「今ノ山風力発電事業」に、四国電力(香川県高松市)が参画したと発表した。
同事業は、高知県土佐清水市と幡多郡三原村にまたがる今ノ山の稜線部に、出力19万3000kWの陸上風力発電所を建設・運営するもの。国内の陸上風力発電所としては最大規模となる予定。2024年に着工し、運転開始は2027年を予定している。
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