2022年8月2日
環境省は7月28日、2022年度脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業のうち、「地域の再エネ自給率向上やレジリエンス強化を図る自立・分散型地域エネルギーシステム構築支援事業」および「温泉熱等利活用による経済好循環・地域活性化促進事業」で、ENEOS(東京都千代田区)など計13件を採択したと発表した。
このうち、ENEOSの「清水次世代型エネルギー供給プラットフォーム事業」は、静岡市清水区袖師地区にある事業実施者の大規模な遊休地(清水油槽所内遊休地)とその周辺地域において、太陽光発電、大型蓄電池および自営線を活用した再生可能エネルギーの地産地消による自立型エネルギーの供給体制を整備するというもの。再エネの利用者を遊休地に呼び込むことにより、地域の脱炭素化および活性化に貢献する。
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2022年8月1日
MIRAI-LABO(東京都八王子市)は7月26日、東京建物のグループ会社である日本パーキング(同・千代田区)と共同で、日本パーキングが管理保有する駐車場において、発電しながら電力消費ができる「自律型太陽光路面発電システム」の実証検証に着手したと発表した。
この取り組みでは、MIRAI-LABOが開発する太陽光路面発電パネル「Solar Mobiway」とリフィルバッテリー式発電機「G-CROSS」を組み合わせた自律型エネルギーシステムを、NPC南大沢駅前パーキングの屋上駐車場エリアに設置。発電パネルで得た電力を利用して、駐車場内のエレベーターホールの照明(24時間点灯)と、街灯(夜間点灯)で電力消費する系統連携しない自家消費型のシステムを運用する。
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