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ソーラーカーポートでPPA、電気代1千万円削減+再エネ調達 大型ホムセン

2026年7月8日

ホームセンターを展開するジョイフル本田(茨城県土浦市)は、宇都宮店(栃木県上三川町)に大規模ソーラーカーポートを設置し、7月1日より運転を開始した。

コーポレートPPAを活用することで、長期にわたり安定した電力単価で再エネの利用が可能となり、年間約1000万円規模の電力コスト削減効果を見込む。CO2排出抑制効果は年間約486tとなると試算している。

 

発電容量は1.1MW、電力自給率は17.3%に

今回、宇都宮店に導入したソーラーカーポートは、346台分の駐車スペースを対象とし、発電容量は1,126.4kW、年間の想定発電量は約120万kWhで、ホームセンター業界でも最大級規模の設備となる。この導入により電力自給率を17.3%まで高める。

ジョイフル本田は、中長期的なGX計画策定とグリーンエネルギー導入によるCO2排出量削減施策の一環として、店舗へのソーラーカーポートの導入を進めている。宇都宮店は、2025年7月に稼働した千葉ニュータウン店(千葉県印西市)に続く2店舗目の導入事例となる。

千葉ニュータウン店と同じく、しろくま電力(東京都港区)が第三者所有モデル(PPA)により設置した。しろくま電力が出資する合同会社NaF(同)が発電設備を所有し、しろくま電力が設計施工、運用管理、電力供給を担う。

駐車場スペースを有効活用しながら再エネを創出するソーラーカーポートは、エネルギーの安定確保と持続可能な店舗運営に寄与する。また、ソーラーカーポートは、屋根上の太陽光発電設備だけでは店舗の電力使用量には不十分という課題に対応する解決策となる。

ジョイフル本田は、エネルギー創出と利用者の利便性、環境配慮を両立する新たな店舗モデルとして、他店舗へのカーポート設置を検討している。

 

自家消費型太陽光発電は11店舗に設置

ジョイフル本田は、企業活動に伴う環境負荷の低減を重要な経営課題と位置づけている。温室効果ガス排出量については、2013年6月期比で2030年までにスコープ1・2を70%削減し、2040年のカーボンニュートラル達成を目標としている。その達成に向けて、省エネルギーと創エネルギーの両面から環境負荷の少ない店舗づくりを推進している。2025年度のCO2排出量43%削減目標(2013年度比)については、1年前倒しで達成(57.6%削減)している。

創エネルギーについては、2026年6月現在、11店舗への自家消費型太陽光発電設備の設置が完了している。この取り組みでは、アイ・グリッド・ソリューションズ(東京都千代田区)がPPAモデルにより太陽光発電を導入している。アイ・グリッド・ソリューションズは、PPAモデルを活用し、自社内で再エネ電気だけでなく、環境価値の循環を実現する「循環型電力」サービスを展開している。その事例としてジョイフル本田を紹介している。

 

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