2025年5月29日
エアコンを使用する季節になると、電気代が心配になる方も多いでしょう。 近年のエアコンには、高い省エネ機能を備えた製品も増えており、電気代の節約を目的に買い替えを検討するのも1つの選択肢です。 本記事では、最新のエアコンと10年以上前のエアコンの電気代を比較し、併せて最新機種の省エネ機能や、買い替えのタイミングについても解説します。
省エネ機能を備えた最新モデルのエアコンと、10年以上前のものとを比較して、どのくらい安くなっているのか確認してみましょう。 エアコンの電気代は「消費電力(キロワットアワー)×使用時間×電気代単価(円/キロワットアワー)」で計算できます。 ここでは、公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会が目安として示す電気代単価「31円/キロワットアワー」を用い、あるメーカーの2013年製と2025年製エアコンの冷房時の消費電力を基に、1時間あたりの電気代を以下の表1で比較しました。
この比較から、1時間あたり4円以上の差があることが分かります。例えば、1日8時間使用した場合だと1日あたりの差額は約32円、1ヶ月(30日)では約960円になります。つまり、最新の省エネ機能付きエアコンに買い替えることで、月に1000円近く電気代を節約できる計算です。
ただし、この金額は使用する製品などの種類によっても変動する可能性があるため、あくまで参考程度にとどめてください。
例えば、「インバーター制御」を採用したエアコンでは、室温が設定温度に達するまでは最大能力で運転し、その後は必要最低限の出力で運転を続けられます。これにより、快適な温度を保ちながら効率よく電力を使用することが可能です。 また、「再熱除湿機能」を備えた機種もあります。この機能は、室温を下げすぎずに除湿できることが特徴で、中には室外機の排熱を活用して省エネにつなげているタイプも存在します。夏場に除湿を多用する家庭では、チェックしておきたいポイントです。 さらに、自動お掃除機能が搭載されていれば、フィルターを清潔な状態に保て、エアコン内部の空気の循環効率が下がることを防げるでしょう。その結果、余分な電力の消費をおさえることにつながる可能性があります。
「実家のエアコンが12年ものなので買い替えたい」という場合、特に不具合などもなく使用できているエアコンであれば、買い替えるべきか迷うこともあるでしょう。 一般的に、エアコンの標準使用期間は10年とされています。「標準使用期間」とは、標準的な使い方をしていて経年劣化が生じても、安全に使用できるとされる期間のことです。 購入から12年経過しているエアコンは、この標準使用期間をすでに過ぎている可能性が高く、買い替えを検討するタイミングといえるでしょう。 特に、以下のような症状がある場合は、早めの買い替えが推奨されます。 ●冷暖房のききが悪い ●異音がする ●嫌なにおいがする ●室内機から水漏れしている ●使用中にブレーカーが落ちる エアコンを使用する時期になってから故障に気づくと修理や購入に時間がかかるおそれがあります。快適に過ごすためにも、シーズン前に状態を確認しておくと安心です。
最新モデルのエアコンは、省エネ機能が向上しているものも多く、古いエアコンを使い続けるよりは、買い替えた方が電気代を節約できる可能性があります。機種によっては、月1000円近く電気代が安くなるケースも少なくありません。 また、エアコンの標準使用期間は10年とされていますが、異音や水漏れなどの不具合がみられる場合は、早めの買い替えを検討しましょう。
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