2025年5月20日
東京電力ホールディングス(東京都千代田区)とNTTアノードエナジー(同・港区)は5月15日、郡馬県嬬恋村で系統用蓄電所「嬬恋蓄電所」が稼働を開始したと発表した。
同発電所は、両社が2023年11月に共同で設立した嬬恋蓄電所合同会社(東京都千代田区)の運用の下、2025年5月15日に商業運転を開始した。出力2MW、容量9.3MWh。開発は、資源エネルギー庁が取り組む2022年度補正「再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金」の採択を受けて進められた。
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、再エネの導入・活用が進む中、調整力の確保や電力系統の増強対策など、電力システムに関する課題が顕在化している。 こうした状況を受け、両社は、嬬恋に新たな蓄電所を開所した。
今後は同蓄電所の運用を通じて、蓄電池に関する各種データの収集やバランシング技術による余寿命への影響などの検証を進めるとともに、卸電力市場・需給調整市場・容量市場における取引により電力系統の安定化を図る。将来的には、再エネの大量導入を念頭に、電力系統の混雑緩和に資する蓄電池のユースケースの検証やさらなる蓄電所事業の発展を目指す。
東京電力HDは2023年12月から、NTTデータグループ(東京都江東区)、NTTグローバルデータセンター(同・千代田区)のNTTグループ2社とともに、データセンター(DC)の共同開発を開始している。開発第1弾は、千葉県印西白井エリアのIT機器向けDC施設。容量は50MWで、サービス開始は2026年下半期の予定。
東京電力HDとNTTグループは今後も、首都圏を中心に、順次データセンター開発・運用を共同検討していく考えだ。
記事内容へ





2026.09.12
電力広域的運営推進機関(OCCTO)は8月25日、発電事業者や小売電気事業者、一般送配電事業者に対し、確実な供給力を確保するため夏・冬に予定されている補修停止計画の時期変更や新規計画の回避などの協力を求めた。 これは同日…続きを読む
2026.09.11
福岡県北九州市は8月24日、西部ガステクノソリューション(福岡県福岡市)、北九州パワー(同・北九州市)と共同で、次世代型太陽電池「フィルム型ペロブスカイト太陽電池」をPPAモデルの仕組みを用いて、市立中学校の体育館に導入…続きを読む
2026.09.09
環境省は8月25日、風力発電所や地熱発電所、火力発電所の建て替えにおける環境影響評価法(アセス法)上の手続き見直しなどを盛り込んだ法施行令の一部改正政令案等を公表し、パブリックコメント(意見募集)を開始した。募集期間は9…続きを読む