2026年1月21日
シチズンファインデバイス(山梨県富士河口湖町)は1月16日、建設を進めてきた「河口湖事業所」(同)の新棟が完成したと発表した。新施設のコンセプトは「環境に優しく、安全に配慮したモノづくり」で、省エネ機器や太陽光発電設備が導入された。
「河口湖事業所」は、自然豊かな富士北麓地域における持続可能な成長を目的に、省エネ機器や太陽光発電設備を導入した。年間発電量は約94MWhを見込んでおり、CO2排出量は年間約38t削減できると試算している。
また、環境負荷物質の代替に加え、環境対応型加工技術を採用した。新施設では、2027年度までに該当工程における環境負荷物質の使用量35%削減を目指す。
同施設は、自動車部品および時計部品を製造する生産拠点で、建築面積2100m2、延床面積7230m2。2026年9月以降に本格稼働する。
同社は今後も、工場の自動化やIoT活用を通じて、製造現場のDXを推進し、環境・安全・効率性の3つの柱を軸に、持続可能な未来志向のモノづくりを進める。
同社グループは、再エネ利用拡大を推進している。2022年の本社および「河口湖事業所」への導入を皮切りに、2023年には「北御牧事業所」(長野県東御市)・「タイ工場」、2024年「中国工場」「フィリピン工場」「シチズンマイクロ」(埼玉県日高市)に順次導入した。
また、2025年5月に「御代田事業所」(長野県北佐久郡)、6月には子会社のシチズン千葉精密(千葉県八千代市)の発電設備が稼働開始。目標としてきたグループ主要8拠点すべてでの導入が完了した。設置された太陽光パネルの総面積は2万3380m2、年間発電量は5859MWh。CO2排出量削減効果として年間約2925tを見込んでいる。
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