2025年12月6日
エア・ウォーター(大阪府大阪市)は12月2日、豪雪地帯の鳥取市において、積雪の影響を受けにくい垂直型ソーラー発電システム「VERPA」の商業運転開始を公表した。日本郵政グループ・JPツーウェイコンタクト(同)の鳥取プロスペリティセンター(鳥取県鳥取市)の駐車場に設置し、11月20日からオンサイトPPA契約により稼働。駐車場設置型の垂直ソーラーとしては山陰地方初の導入で、国内でも最大規模となる。
「VERPA」は高性能な両面受光型太陽光パネルを垂直に配置しており、豪雪地帯の鳥取市においても、積雪の影響を受けにくいことが特徴。
また、機械器具を地表から2m以上に設置するため、防護フェンスの設置が不要となり、駐車場・資材置き場・通路・緑地などの他用途と用地を共用できる利点がある。
今回導入した設備は、525Wのパネル340枚で構成され、出力は178.5kW、年間発電量は約15万3880kWhとなる。オンサイトPPA契約により、発電した電力はすべて自家消費に当てられ、同センターの総電力消費量の約25%を賄う。これにより、年間約70tのCO2排出量削減を見込む。
エア・ウォーターは1月23日、鳥取市と「脱炭素先行地域づくり事業」に関する連携協定を締結。豪雪地帯での公共・業務部門への垂直ソーラー導入について共同で調査・検討を進めてきた。
今回の導入は、同協定に基づく最初の案件。同社は今後も、山陰地方での地産地消型エネルギー供給モデルや脱炭素事業を推進していく方針だ。
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