2025年6月21日
JERA(東京都中央区)は6月12日、米国からLNGを年間最大550万トンを調達する方針を明らかにした。
この発表は米国時間6月11日に米国エネルギー省において日米両政府高官の立会いの下に行われたもので、JERAは米エネルギー大手4社とLNG売買契約またはLNG売買に関する基本合意を締結した。
今回の契約は、仕向地制限がない契約(FOB契約)に基づいており、電力需給の変動などに柔軟に対応できることから、日本のエネルギー安定供給の強化につながる。
4社との契約は以下の通り。
JERAは、今回の合意に関して「価格競争力と柔軟性を確保しつつ、日本のエネルギー安定供給もより強固にする非常に重要な施策であり、日本のエネルギー政策とも整合するもの」とコメントしている。
同社は2024年にLNG調達戦略の見直しに着手し、米国を含む世界各国の主要な供給者との協議を行ってきた。今回の米国産LNGの調達も、この戦略的イニシアティブの一環である。同社は今後も中東、アジア、米国などからの調達をバランスよく組み入れ、地域リスクを分散したLNGポートフォリオを構築していく。
記事内容へ





2025.11.30
ENEOSリニューアブル・エナジー(ERE/東京都港区)は11月21日、千葉県内房で、コンブの一種「アラメ」の遊走子を混合したセルロースポリマー溶液を海中に散布する手法による藻場造成を行い、一定の有効性があることを確認し…続きを読む
2025.11.29
ウエストホールディングス(ウエストHD/広島県広島市)と東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS/神奈川県川崎市)は11月25日、再生可能エネルギーおよび蓄電池分野での協業推進を目的に、業務提携基本契約を締結したと発表した。…続きを読む
2025.11.28
Looop(東京都台東区)は11月25日、20~60代の男女を対象に「天気と電気のつながり」に関する調査を実施した結果を発表した。 この調査では、需給バランスを保つために発電量を抑制する「出力制御」と「晴れた昼間は電気が…続きを読む