2022年1月17日
シリーズ「再エネの始め方」第7回。大企業はもちろん、中小企業での取り組みも増えている脱炭素経営。一方で、コストやマンパワーの問題などから一歩を踏み出せない企業も多いのではないだろうか。空調メンテナンスを主力事業とするエコ・プランでは、ある疑問を抱いた一人の社員の立案が経営層を動かし、自社拠点における再エネ由来電力の順次導入につながった。疑問を持つだけでなく、自ら行動し、その経験を基に、現在は中小企業向けの脱炭素経営支援なども行う野村 裕紀子氏と、その上司の水谷 忠宣氏に同取り組みの経緯や苦労した点などについて聞いた。(協力:環境省 再エネスタート)
<h2>自分たちにできる小さな一歩から</h2>
空調器機の分解洗浄により、設備の効率化および省エネ促進などを支援しているエコ・プラン。他社の省エネを促進する立場にありながら、自社では脱炭素化に向けて具体的なアクションを取っていないことに疑問を抱いた社員が声を挙げ、まずは「自分たちにできることから」と脱炭素関連コンテンツの配信を始めた。
記事内容へ
2025.04.23
パナソニック 空質空調社(東京都港区)は4月16日、日本初(同社調べ)となる直流電源を主とした業務用空調機を実用化したと発表した。太陽光発電や蓄電池から直流で出力された電力を空調機で使用する。 変換時のロス…続きを読む
2025.04.22
関西電力(大阪府大阪市)は4月1日から、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場へ太陽光発電、水力発電、原子力発電、水素発電を組み合わせたゼロカーボン電力の供給を開始した。 非化石証書などの活用に加えて、太陽光発…続きを読む
2025.04.21
企業のオープンイノベーションや新規事業開発を支援するゼロワンブースター(東京都千代田区)は4月7日、波力発電装置に関する実証実験を実施し、海洋の波エネルギーを利用してクリーンエネルギーを生成することに成功したと発表した。…続きを読む