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マクニカ、ペロブスカイト実証最終年度 苛烈環境と通常環境の性能比較

2025年9月11日

マクニカ( 神奈川県横浜市)は9月5日、発電効率を向上したペロブスカイト太陽電池(PSC)による苛烈環境下での実証事業を開始したと発表した。新規開発したPSCユニットを異なる工法で設置し、苛烈環境と通常環境における耐久性・発電対応力を比較する。期間 は2025年9月1日から2026年2月28日まで。

 

耐久性向上とともに、2024年度を超える発電実績を目指す

この実証は、環境省が実施する「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」の一環で、「港湾などの苛烈環境におけるPSCの活用に関する技術開発(委託)」として2023年度から3年間にわたり技術開発と実証を継続している。

2024年度は、接着しない独自の新工法にてPSC72枚を設置し、正常稼働できることを確認したほか、蓄電池やIoT機器を含め設計した出力1.5kWのPSCユニットを用いて、重耐塩環境下で出力1kW規模での発電と定常電力利用を実現した。

最終年度となる2025年度は、蓄電池やIoT機器とのシステム統合を実施し、独自の新しい2通りのPSCユニット設置工法を比較する。設置場所は、「横浜港大さん橋」デッキ上の国際客船ターミナル屋上広場で、発電効率を向上させた1kW相当規模のPSCユニット60枚を設置し、昨年以上の発電量を目指す。また、重耐塩環境下に加え、「横浜港大さん橋」デッキ上と同じPSCユニットを通常環境下のオフィスビル(非開示)に設置。約6カ月の期間、重耐塩環境下と通常環境下でのPSCユニットのデータを測定し、耐久性および発電対応力を比較する検証を行う。

一連の実証は、ペロブスカイト太陽電池の発明者である桐蔭横浜大学の宮坂 力特任教授の指導の下、共同実施者であるペクセル・テクノロジーズ(神奈川県横浜市)およびペロブスカイトの製造を担当する麗光(京都府京都市)との3社で推進している。

 

次世代太陽光電池開発に加え、サーキュラーエコノミーを推進

マクニカは、半導体の取り扱いに加え、多様なパートナー企業とともに、環境問題解決に向けた取り組みに注力。サーキュラーエコノミー事業では、「エネルギーマネジメント」「省エネマネジメント」「資源循環マネジメント」「環境ライフマネジメント」の4つの事業を展開し、ソリューション提供を通じてCO2排出量削減や持続可能な社会の実現を目指している。

【参考】

・環境省―地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業

 

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