2019年12月1日
二酸化炭素の排出、都市部での交通渋滞をなんとかしたいとの思いから、オランダのスタートアップSquad Mobilityが開発中なのが小型のソーラーカー「Squad」だ。
ルーフを覆うソーラーパネルで発電した電気で走行する自動車で、太陽光だけで年間9000キロの走行が可能という。そのSquadの予約受付が始まった。
Squadはゴルフカートのような外観で、実際、フロントガラスと屋根はあるものの、側面はオープンとなっている(オプションで覆いを取り付け可能)。2人乗りのコンパクトなデザインながられっきとした車だ。
このSquadの最大の特徴はソーラー発電の電気で走行すること。開発元によると年間9000キロほど走行が可能という。単純計算するとこれは1日あたり24キロほどで、そう遠くない職場までの通勤や買い物といった使用が想定される。
ただ、他のEVのようにプラグでバッテリーを充電することも可能となっている。
もう一つの特徴が、価格が5750ユーロ(約69万円)と安いことだ。最近は小型EVが増えてきているが100万円を切る四輪車は少ない。街乗りのために高級なEVを購入するのに疑問を感じている人にはうってつけだろう。
ちなみに、Squadの最高速度は時速45キロだが、時速80キロまで出るバージョンも計画されているとのこと。
開発元は、2021年の納車を目指す一方で、月額100ユーロ(約1万2000円)程度でレンタルできるシェアリングプログラムの導入も検討している。
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