2021年1月22日
ゼファー、リコージャパン、シルフィードの3社は2021年1月18日、50kW級の風力発電機を新たに開発し、太陽光発電と並ぶ電源として普及させることに共同で取り組むと発表した。
この取り組みは、環境省が実施する「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」に採択されたプロジェクト。昨今、地域の防災対策や自営線・既存配電網を活用した独立系グリッドを構築する動きに加え、企業が自社の事業所内で太陽光発電などを自家消費する動きが広がっている。3社はこうした背景を受け、自家消費用途などを目的とする社会受容性の高い定格出力50kW級の風力発電機の開発に取り組むという。
具体的な3社の役割は以下の通り。これまでも小型風力発電機などの開発を手掛けてきたゼファーが、風車の全体設計やフィールド試験などを手掛ける。リコージャパンはAIを活用したメンテナンス支援ツールを開発し、シルフィードは翼の生産を担う計画だ。
3社は2023年4月頃までをめどに新たな風力発電機を開発する方針で、その後、各種の性能や静粛性、経済合理性などを検証するとしている。
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