2018年8月14日
TOKAIホールディングス(HD)は13日、再生可能エネルギー事業に本格参入するため2019年4月に新会社を設立すると発表した。新電力ベンチャーのみんな電力(東京・世田谷)と組み、電力会社への売電によらずに静岡県内などで再生エネの地産地消を進める。環境意識の高い企業などの需要を見込む。
これに先立ち、TOKAIHDとみんな電力は資本業務提携について合意した。みんな電力は全国の太陽光発電や小水力発電から電力を調達し、供給する電力がどの発電所で生み出されたかが分かるブロックチェーン技術を持つ。
新会社は同技術やTOKAIHDの顧客基盤を活用し、電力会社を介さずに再生エネでつくられた電力を直接消費者に販売する仕組みを構築する。「顔の見える電源」としてPRし、地域で発電した電力を地域で消費しやすくする。自治体や社会的責任への対応を進める企業に売り込む。
まず静岡県内と、TOKAIHDがガスやケーブルテレビ事業で基盤を持つ地域で事業を進め、ビジネスモデルの確立を目指す。将来は他地域のガス事業者などとも組んで事業エリアを広げる。19年以降、固定価格買い取り(FIT)が終わる太陽光発電の増加に合わせ、余剰電力の買い取りも進める。
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