2019年11月12日
NTTグループは、来年度から全国の自社ビルに蓄電池を設置し、災害で停電が起きた際に、近隣の病院などに電力を供給する体制を整えることになりました。
NTTによりますと、全国におよそ7300か所ある電話局などの自社ビルにエネルギー事業を担う子会社が来年度から2025年度にかけて蓄電池を配備していくということです。
固定電話の利用が減り、交換機などが少なくなったことで生まれた空きスペースを活用する方針で、2025年度までに合わせて120万キロワットアワーを備える計画です。
そして、災害などで停電が起きた際に近隣の病院や工場、それに公共施設に電力を供給できるようにし、必要な送電網も整えるということです。
外部に電力を供給する際の料金など、詳しいことは今後検討することにしています。
NTTグループでは、太陽光やバイオマス発電、それに地熱発電といった再生可能エネルギー事業も強化する方針で、蓄電池の整備も含めて、年間1000億円、総額で6000億円を投じる計画です。
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