2019年2月8日
リード エグジビション ジャパン(株)(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石積 忠夫)は、2月27日(水)~3月1日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて「第1回 資源リサイクルEXPO」を開催します。「資源リサイクルEXPO」 は、 太陽光パネルや蓄電池などの再生可能エネルギー(再エネ)に関連する資源のリサイクル技術・サービスを一堂に集めた展示会です。この度、太陽光発電、風力発電、バイオマス、二次電池、スマートグリッドなどの専門展で構成される再エネ総合展「スマートエネルギーWeek」内の9つ目の展示会として誕生しました。
この「資源リサイクルEXPO」の新設によって「スマートエネルギーWeek」は、再エネの導入から再利用までを網羅する商談会としてパワーアップいたします。今回の「スマートエネルギーWeek 」の目玉となる 「資源リサイクルEXPO」の開催背景と見どころをご紹介します。
1.2030年代半ば頃から使用済太陽光パネルの排出量が急増
2012年の固定価格買取制度の創設以降、日本全国で太陽光パネルの導入が進みました。しかし、その耐用年数は20~30年程度であるため、2030年の半ばから廃棄される太陽光パネルが急増すると見込まれています。その排出量は2020年に2800トンの予測に対し、2040年には80万トンにもなる見通しです。太陽光パネルの適切な処理に向けて環境省も動き出しており、今後、法制度の導入と合わせてリサイクル技術の進化が求められています。
【出典】環境省:(概要版)太陽光発電設備等のリユース・リサイクル・適正処分
2.EV(電気自動車)普及と共に排出される、使用済み車載用電池のリユースとリサイクル問題
各国で加速しているEVの生産に伴い、使用済み車載用電池のリユースやリサイクルへの関心が高まっています。多くの車載用電池は、稼働後7年から10年すると交換が必要となりますが電池としての寿命は残っているため、より基準の低い定置型蓄電池としてリユースが可能です。この使用済み車載用電池を有効活用するための取り組みが始まっており、性能評価手法などの環境整備が課題となっています。また、車載用電池の代表格であるリチウムイオン電池にはコバルトやニッケルなどのレアメタルや、銅・アルミといったメタルも含まれています。これらの資源を効率よくリサイクルするための技術開発や回収網の確立が急務となっています。
「資源リサイクルEXPO」 は、このような市場ニーズに応える技術やサービスを一堂に集めビジネスを促進することで、再エネの静脈産業の発展に貢献して参ります。
第1回 資源リサイクルEXPO (スマートエネルギーWeek内)
会 期:2019年2月27日(水)~3月1日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会 場:東京ビッグサイト
主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
W E B :https://www.recycling-expo.jp/
総称:第15回 スマートエネルギーWeek
<構成する展示会>
第15回[国際]水素・燃料電池展 -FC EXPO 2019-
第12回[国際]太陽電池展 -PV EXPO 2019-
第10回 太陽光発電システム施工展
第10回[国際]二次電池展 -バッテリージャパン-
第9回[国際]スマートグリッド EXPO
第7回[国際]風力発電展 -WIND EXPO 2019-
第4回[国際]バイオマス展
第3回[次世代]火力発電 EXPO
第1回 資源リサイクルEXPO
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